世界の川 ソウルの漢江

シンガポール川（Singapore River）は、シンガポールを流れる代表的な川である。この川は非常に緩やかな流れで都心の中を流れ、タンシチョンスー寺院（Tan Si Chong Su Temple）、童貞、マーライオン公園（Merlion Park）などをクルージングにて見ることができる。なかでもナイトクルーズは圧巻である。
なお、下流川沿いのボートキー及びクラークキーは在宅街として知られ、夜や週末には、観光客やビジネスマン及び若者で賑わう。シンガポール・モデルの都市計画は、土地の公有化と美しい都市づくり（ガーデン・アイランド）がテーマ。
都市化とともに黒く汚染された水が流れるようになったシンガポール川。その再生にあたって、流域内での養豚を禁止し、汚水をたれ流す屋台を禁止してビルの中に収容するなど、強力な取り組みがなされたという（リー･クアニュー元首相の回顧録参照）。
マレーシアは水の約半分を、隣国マレーシアの発展著しいジョホールより輸入している。国内の貯水池による水開発、下水処理水の再利用、複数国からの水輸入の検討など、熱心に水確保に取り組んでいる。（川の風景３３参照）
住宅や道路に比較して、まち中の川の構造は人工的で単調。
シンガポール川の河畔は、年々整備され、賑わうようになってきた。